<28年連続『日本一』が確実>気仙沼港の”生鮮カツオ”水揚げ ”黒潮の勢力強く継続的に群れが来遊”(宮城)
宮城・気仙沼港での生鮮カツオの水揚げが28年連続で『日本一』となることが、確実となった。
気仙沼港での今シーズンのカツオの水揚げは、12月6日で終了している。
漁業情報サービスセンターによると、11月末時点での生鮮カツオの水揚げ量は気仙沼港が約3万2千トンで、2位の千葉・勝浦港(5159トン)に6倍以上の差をつけて日本一が確実となっている。去年同時期より約1万トン多く、気仙沼港は豊漁にわいた。
今年は、黒潮の勢力が強く、三陸沖に継続的に群れが来遊したためと考えられている。
気仙沼市の菅原市長は、17日午前の会見で今年の漁を振り返った。
気仙沼市・菅原茂市長
「シーズン序盤から非常に良質な脂がのったカツオが獲れ続けて、日本中に魚を供給できたことは 来年に繋がることだと思っています」
気仙沼港での生鮮カツオの売上は、震災後として初めて100億円を超えたという。