「JA仙台」誕生、宮城県内4つのJAが合併…東北で3番目に大きいJAに
仙台市や名取市など宮城県内4つのJAが合併し、新たに「JA仙台」として開所式が1日に行われました。
組合員数4万8千人、東北で3番目に大きいJAとなります。
4月1日、JA仙台・JA岩沼市・JA名取岩沼・JAみやぎ亘理の宮城県内4つのJAが『JA仙台』として合併し、仙台市宮城野区の本店で開所式が行われました。
JA仙台では、高齢化など生産者の減少や原料価格の高騰を受けて4つの組織が合併することで、施設の共同利用や肥料などの一括購入によるコストの削減を図るほか、農産物のPRを協力して行うことで販売拡大を目指します。
仙台農業協同組合・藤澤和明代表理事組合長
「それぞれのエリアの特性を活かした農産物のさらなる増産に取り組み、それを仙台マーケット市場に向けた流通経路なども構築していきたいと考えている 」
今回の合併で、組合員数は宮城県内最大の4万8千人あまりとなり、東北でも3番目に大きなJAとなります。