東北中央道・山形PAにスマートIC完成 3月24日開通 山形市の西の玄関口として期待 近くには工業団地、病院、公園
山形市内の東北中央自動車道に整備が進められていたETC専用のスマートインターチェンジが完成し、開通を前に8日見学会が開かれました。山形県内で初めて誤侵入しても出られる退出路が設置されています。
事前見学会には地権者などおよそ20人が参加し、山形市や高速道路を管理するネクスコ東日本の職員から説明を受けました。
東北中央道山形パーキングエリアに直結する新しいETC専用のスマートインターチェンジには、県内で初めて「環道型退出路」が設けられました。これはETCを装備していない車などが誤ってゲートに侵入した場合、バックせずに専用の退出路からに車を外に出せる仕組みです。
山形市は今回の開通で、東北中央道を経由して、市内の工業団地や西公園、それに県立中央病院への所要時間の短縮などが図られ、交流人口の拡大などが見込まれるとしています。
地権者
「交流量も増えるので西部地区も賑わってくるのでは」
「病院に対する緊急性の利用価値が高まるとも聞いているので非常にいいものができた」
山形市まちづくり政策課 沼澤裕志課長補佐
「山形市の西側の玄関口として西部工業団地、農産物の輸送、地域経済活性化に有効な場所になると期待。交流人口の拡大ということで多くの方がこの玄関口を通って西公園を利用して観光に寄与してほしい」
東北中央道「山形パーキングエリアスマートインターチェンジ」は今月24日午後3時に開通します。