AIが収穫量予測 生産効率アップへ実証実験 農業初心者にアドバイスも 山梨・北杜市
農作物の生産効率の向上などを目指し、AIで収穫量を予測する実証実験が北杜市で行われています。
この実証実験は宮崎県のスタートアップ企業「AGRIST」が北杜市武川町山高でパクチーなどを生産する「NXアグリグロウ」と協力して行っています。
実験ではハウス内のカメラとセンサーで収集した農作物の画像と、気温や湿度などのデータをAIが解析し、2週間先の収穫量を予測。
これにより適切な出荷計画を立てることができるため、生産効率の向上やフードロス削減などが期待されています。
AGRIST 清水秀樹さん
「今までは数字データだけで収量予測をする試みが多かったが、弊社は画像データを使ってより収量予測の精度を上げていく」
また、タブレット端末で撮影した農作物の画像からAIによる作業アドバイスを受けることもでき、農業初心者でも適切な栽培につなげることができます。
NXアグリグロウ 諸井奈美 代表取締役
「さらなる収量の増加と作業効率の改善につなげていきたい」
この実証実験は2月末まで行われます。