デンマークのマルグレーテ女王が生前退位…即位から52年 フレデリック皇太子が新国王に
デンマークのマルグレーテ女王が、即位から52年となる14日、生前退位し、フレデリック皇太子が、新しい国王として即位しました。
デンマークのマルグレーテ女王は、現在83歳で、2022年、イギリスのエリザベス女王が亡くなった後、ヨーロッパの君主として最も長い在位期間となっていました。
即位から52年となる14日、マルグレーテ女王は生前退位し、長男のフレデリック皇太子が新しい国王として即位しました。
デンマークでは、およそ900年ぶりの生前退位だということです。
マルグレーテ女王は、去年、退位の理由について「背中の手術を経たことで将来について考えるきっかけとなった」と述べています。
フレデリック新国王の即位を受け、首都コペンハーゲンでは、たくさんの花火が打ち上げられ、祝福ムードに包まれました。