英チャールズ国王戴冠式、エリザベス女王以来70年ぶりに執り行われる 秋篠宮ご夫妻や米大統領ジル夫人など約2000人参列
イギリス・ロンドンで6日、チャールズ国王の戴冠式が執り行われました。戴冠式はエリザベス女王以来、70年ぶりです。
戴冠式はウェストミンスター寺院で執り行われ、冒頭、チャールズ国王はウィリアム皇太子の長男・ジョージ王子にローブの裾をもってもらい、付き添われながら寺院の奥へと進みました。
そして、王室メンバーや各国の国家元首らが見守る中、イギリス国教会のカンタベリー大主教から王冠を授かりました。
イギリスの戴冠式はエリザベス女王以来70年ぶりで、秋篠宮ご夫妻やアメリカのバイデン大統領の妻・ジル夫人など、およそ2000人が参列しました。
ロンドン市内の公園に設置されたパブリックビューイングの会場では、あいにくの雨にもかかわらず、大勢の人が集まり、歴史的な瞬間を見守っていました。
記者「チャールズ国王に、いま王冠が授けられました。パブリックビューイングでは大きな歓声があがっています」
式典を見た人「とても感動的でした。本当に素晴らしかったです。チャールズ国王や国家、カミラ王妃を思うと、本当に幸せです」「私は王室を支持してます。彼らは国に素晴らしい貢献をするでしょう」
戴冠式を終え、チャールズ国王は妻のカミラ王妃とともに、金色の馬車に乗って、バッキンガム宮殿へと戻りました。その後、宮殿のバルコニーで儀礼飛行を見守り、集まった市民らに手を振って、歓声に応えていました。