ロシア紙編集長がノーベル賞メダル競売へ 売り上げは避難民のため寄付
ノーベル平和賞を受賞したロシアの独立系新聞の編集長が、授与されたメダルをウクライナからの避難民のために寄付すると発表しました。
ロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長は22日、去年受賞したノーベル平和賞のメダルを競売にかけ、売り上げをウクライナ避難民を支援する基金に寄付すると発表しました。
ムラトフ氏は「私たちは避難民やケガをした子供たちと、価値あるものをわかちあうことができる」としています。
ムラトフ氏が創刊したノーバヤ・ガゼータは、プーチン政権に批判的な報道を続けてきたことで知られていますが、ロシア国内でウクライナ侵攻に関する報道への規制が強まったことを受け、複数の記事の削除を余儀なくされています。