ファウチ氏がコロナ感染 米バイデン政権でコロナ対策の専門家トップ
画像:NIAID
アメリカのバイデン政権で新型コロナウイルス対策の専門家トップを務めるファウチ首席医療顧問が15日、ウイルスに感染したことが明らかになりました。
ファウチ氏が所長を務める国立アレルギー感染症研究所によりますと、ファウチ氏は15日、簡易検査で陽性反応が出て感染が判明しました。81歳と高齢ですが、今のところ症状は軽いということで、自宅で隔離しながら業務を続けるとしています。
ファウチ氏はこれまで2回のワクチン追加接種を受けているほか、バイデン大統領ら政府高官との濃厚接触はないということです。
ファウチ氏は感染症対策の第一人者として、長年、歴代大統領に助言を行い、バイデン政権では専門家トップの首席医療顧問として、新型コロナウイルス対策やワクチンの普及について積極的な発信を行っています。