モルドバ 大統領選挙とEU加盟めぐる国民投票始まる ロシアによる選挙介入の懸念
旧ソ連のモルドバで20日、大統領選挙とEU=ヨーロッパ連合加盟をめぐる国民投票が始まりました。ロシアによる選挙介入への懸念も広がっています。
ウクライナに隣接する旧ソ連のモルドバで20日朝、大統領選挙の投票とEU加盟の是非を問う国民投票が始まりました。
事前の世論調査では、現職で親欧米路線のサンドゥ大統領が大きくリードしていて、EU加盟についても、6割以上が支持しているということです。
一方で、サンドゥ大統領の親欧米路線をめぐり、ロシアは旧ソ連構成国モルドバへの影響力低下を危惧しています。
ロシアが13万人以上のモルドバ国民に賄賂を渡し大規模な票の買収を行っていると警察当局が明らかにしていて、選挙介入への懸念も広がっています。