IPC、ロシア・ベラルーシ選手“中立の個人”として出場認める決定 パリパラリンピック
IPC(=国際パラリンピック委員会)は来年のパリパラリンピックにロシアと、その同盟関係にあるベラルーシの選手が中立の個人としての立場で出場することを認める決定をしました。
IPCは29日、中東のバーレーンで総会を開き、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアと、その同盟関係にあるベラルーシの選手について、審議しました。その結果、ロシアとベラルーシのパラリンピック委員会への資格停止は継続するものの、ロシアとベラルーシの選手が国旗や国歌を使わない中立の個人としての立場でパラリンピックに出場することを認める決定をしました。
一方、IOC(=国際オリンピック委員会)は、ロシアとベラルーシを国として来年のパリオリンピックから除外しましたが、両国の選手を個人として出場させるかどうかについては判断を示していません。