露当局、オフシャンニコワさんの身柄拘束 家宅捜索も
ロシア国営放送の生放送で反戦を訴え、その後も反戦活動を続けているマリーナ・オフシャンニコワさんが当局の家宅捜索をうけ、身柄を拘束されました。
身柄を拘束されたのは、ロシアの国営放送の生放送中に反戦を訴えたマリーナ・オフシャンニコワさんです。
オフシャンニコワさんのSNSによりますと、現地時間の10日午前6時、まだ就寝中だったオフシャンニコワさんの自宅に捜査員が入って家宅捜索され、連行されたということです。
オフシャンニコワさんの弁護士はSNSで、先月15日、オフシャンニコワさんがクレムリンの近くで反戦活動を行ったことを理由に捜査が進められていると説明しています。
また、この反戦活動が「ロシア軍に関するニセの情報を広めた」ことにあたるとされ、刑法違反の疑いがかけられていて、有罪となれば、最長10年の自由剥奪刑になるとしています。
オフシャンニコワさんは、これまでも3回、反戦活動で有罪とされていますが、いずれも軽微な違法行為として罰金刑でした。