ロシア国防省は22日、ウクライナ国境とモスクワ郊外で4機の無人機を墜落させたと発表しました。地元の知事は、一部の集合住宅に被害が出たと明らかにしています。

ロシア国防省によりますと、ウクライナ国境のブリャンスク州上空で2機の無人機を妨害電波で墜落させ、首都モスクワの北西モスクワ州でも2機の無人機を防空システムで破壊したということです。いずれもウクライナによるテロ攻撃と断定しています。

死傷者はなかったとしましたが、地元知事によりますと、モスクワ州での迎撃では、無人機落下による爆風で集合住宅の窓が吹き飛び、自動車が損傷したということです。

国防省は黒海でも22日、ウクライナ軍の偵察艇がロシアのガス生産施設に近づいたため破壊したと発表しました。