男子テニス世界ランキング１位のジョコビッチ選手について、オーストラリア当局は新型コロナウイルスのワクチン接種免除の書類に不備があったとして入国を拒否しました。

ジョコビッチ選手は今月１７日に開幕する全豪オープンに出場するため、５日夜、オーストラリアの空港に到着しましたが、入国を拒否されました。

オーストラリア当局は６日、「入国のための適切な証拠を提出できなかったため、ビザは取り消された」とする声明を出しました。新型コロナのワクチン接種免除の書類に不備があったということです。

モリソン首相「規則は規則だ。例外はない」

ジョコビッチ選手は、大会主催者からワクチン接種を免除する承認を受けていましたが、「特別扱いだ」との批判の声も上がっていました。