テニス全豪 ワクチン接種なしなら入場不可
◇オーストラリアン(全豪)オープン(2022年1月17日~30日、ビクトリア州・メルボルン)
全豪オープン10度目の優勝を目指す男子シングルス世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手が来年の大会に出場するのか、世界中が注目しています。
その理由は全豪オープンの開催地であるビクトリア州政府が定めた新型コロナウイルスの感染予防対策。「会場に入場するものは選手やスタッフ、観客に至るまで全員がワクチン接種を2回終えていなければならない」というもの。
これまでジョコビッチ選手はワクチン接種の義務化に反対の姿勢を見せていて、自身のワクチン接種の状況についても「プライベートなこと」として明かしていません。
全豪オープンの担当者は「出場エントリーのデッドラインは12月中旬なので、そのうち誰が出るかはわかると思います」としています。
担当者は男子ではラファエル・ナダル選手、ダニール・メドベージェフ選手、女子では大坂なおみ選手とセリーナ・ウィリアムズ選手の出場を把握しているということです。
ロジャー・フェデラー選手はヒザのケガの影響で欠場する、とすでに発表しています。
写真:ロイター/アフロ