バイデン氏 ワクチン義務化の効果アピール
アメリカで新型コロナウイルスワクチンの接種の義務化を進めるバイデン大統領は7日、義務化は経済回復にもつながるなどと、その効果をアピールしました。
バイデン大統領「ワクチン接種の義務化は経済にも良い影響を与える。ワクチン接種率を上げるだけでなく、人々が仕事に戻るのに役立つのだ」
イリノイ州でワクチン接種の義務化を進める建設会社の現場を訪問したバイデン大統領は、「ワクチン接種率が上がれば500万人のアメリカ人が仕事に復帰できる」などと述べ、ワクチンの義務化が経済に与える効果をアピールしました。
ホワイトハウスは7日、ワクチン接種の義務化の効果に関する報告書も公表し、義務化した企業の実例などを紹介しています。
こうした中、最新の世論調査でバイデン大統領の支持率は4割を切り、38%となりました。新型コロナウイルス対策でも支持と不支持が拮抗(きっこう)していて、政権は苦しい状況が続いています。