ジョコビッチ選手の入国ビザ 再び取り消し
オーストラリア政府は14日、男子テニス世界ランキング1位のジョコビッチ選手について、再び入国ビザを取り消す決定を下しました。ジョコビッチ選手の弁護団は、裁判所に異議を申し立てる意向を示しています。
ジョコビッチ選手は先週、全豪オープン出場のため訪れたオーストラリアで、新型コロナウイルスのワクチン接種免除の書類不備で入国ビザを取り消されました。
しかし、その後、裁判所の判断で一転、入国を認められましたが、14日、オーストラリアの移民相は、「公共の利益のため」に、再びビザを取り消すとの声明を出しました。
地元メディアによりますと、ジョコビッチ選手の弁護団は裁判所に異議を申し立てる意向を示しています。全豪オープンの開幕は17日に迫っていて、ジョコビッチ選手が出場できるかは依然として不透明です。