ジョコビッチ選手 入管施設に移送
オーストラリア政府に再び入国ビザを取り消された、男子テニス世界ランキング1位のジョコビッチ選手は15日、入管施設に身柄を移されました。
ジョコビッチ選手は15日、大勢の報道陣が待ち受ける中、メルボルンの入管当局の施設に入りました。
14日、再びビザを取り消されたことについて、ジョコビッチ選手の弁護士は異議を申し立てていて、「ワクチン反対派が増えることをおそれた判断だ」などと訴えています。
全豪オープン前日の16日、再び審理が開かれますが、ジョコビッチ選手はそれまで入管施設にとめおかれることになります。
今回の騒動について地元メディアは、女子テニスの大坂なおみ選手が「残念な状況」としながらも、「決めるのは選手ではなく、政府だと思う」と話したと伝えています。