バイデン氏 露がウクライナ侵攻と見方示す
アメリカのバイデン大統領は19日、就任から1年を前に記者会見を開き、ロシアがウクライナへの侵攻に踏み切るとの見方を示しました。
バイデン大統領「私の見立てではプーチン大統領は(ウクライナに)侵攻するだろう。もし侵攻すればロシアにとっては大惨事になる」
バイデン大統領は、「我々と同盟国はロシア経済に非常に大きな代償を払わせる用意がある」と述べ、ウクライナに侵攻した場合、強力な制裁に踏み切ると強く警告しました。
ただ、「プーチン大統領はまだ、長い戦争は望んでいないだろう」とも述べ、外交による解決を改めて促しています。一方、新型コロナウイルス対応をめぐっては、オミクロン株への対応が遅れたことを自ら認めました。
バイデン大統領「もっと早く検査を増やすべきだったろうか?その通りだ。だが、今はさらに(検査を)増やしている」
バイデン大統領は一方で、「学校の95%は開いている」などとも訴え、ワクチン接種や検査体制の拡充策によって、社会機能の維持に一定の成果を挙げていると強調しました。