中国で「高齢者補助」機器展 日本同様に高齢化急速に進む…介護ニーズ高まる
中国で、高齢者の暮らしを助けるために開発された、ハイテク機器などの展示会が開かれました。中国は日本と同様、人口の高齢化が急速に進んでいて、介護業界のニーズが高まっています。
中国・北京では、16日から最新技術を取り入れた高齢者の補助器具や、介護器具などの展示会が開かれています。
エアバッグが内蔵されているベストは、高齢者が転倒した際、衝撃から頭や腰を守ってくれるほか、スマートフォンのアプリと連動しているため、転倒の状況を家族に知らせることができます。
販売業者「治療より(転倒の)予防がよい。高齢者の意識も高まり売れている」
一人暮らしの来場者(87)「何かあった場合、近くに人がいないことが心配」
来場者(65)「多くの家庭は子どもが1人。子どもに負担をかけたくない。良いサービスの施設があれば利用する」
中国では65歳以上の高齢者が2億978万人と総人口の14.9%を占め、日本と同様に高齢化が急速に進んでいます。このため、超高齢社会への備えを急いでいます。