ウクライナ避難民の生活を支えるボランティア
ロシアの軍事侵攻を受け、ウクライナ国外に避難した人は120万人を超えました。その半数を受け入れているポーランドで避難した人の生活を支えるボランティアに密着しました。
ウクライナとの国境に近いポーランドのプシェミシル。小学校の敷地内にある避難所を運営するのは全員ボランティアで、常時50人程度が活動しています。
普段は女優をしているというサラさん。避難した人が他の街に移動するための車や、医薬品などの手配を担当しています。
電話をするサラさん「抗生物質が欲しい。一番必要としています」
ボランティアの女性「家族は子ども3人と黒い犬。ワルシャワに行きたがっています」
大勢の人が次から次に到着するため1日中対応に追われ、休憩時間もまともに確保できません。しかし、ウクライナの人たちを助けたいという思いが彼女を駆り立てます。
サラさん「小さな子どもを見ると力が湧いてきます」
ウクライナから避難する人は毎日増え続けていて、受け入れ側の態勢拡充が急務となっています。