ウクライナ避難民100万人に…ポーランドには約50万人入国
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1週間が過ぎ、民間の犠牲者が増え続けています。そうしたなか、3日に停戦に向けた2回目の協議が行われる見通しです。ウクライナから、およそ50万人が避難したポーランドから中継です。
ウクライナとの国境では、3日も多くの避難民が国境を越えてポーランドに到着しています。
ロシアの軍事侵攻が始まった日、検問所を越えてウクライナからポーランドに入ったのですが、歩いて出てきました。今は全員、検問所のなかで迎えの車やバスに乗っていきます。
国連は2日、ロシアの軍事侵攻が始まってからウクライナから周辺の国に避難した人が、100万人に達したと発表しました。このうちポーランドには、およそ50万人が入国しています。
――皆さん安全な場所に逃げられたのは良かったですが、これからどうなっていくのでしょうか?
当面食べるものや住むところは、避難した先の国や市民の支援を受けてなんとかまかなえます。
ただロシアの攻撃がいつまで続くのか見通しが立たないなかで、皆さん将来に対する大きな不安を抱えています。
親戚を頼ってドイツに行くという一家を取材しました。
ドイツに向かう女性「行くところがないのでドイツに行きます。こんな大変になるとは思いませんでした。ドイツで生活に慣れるのは時間がかかるでしょう」
女性はまた「とにかくこどもに勉強をさせたい」などと、こどもの教育への影響も心配していました。