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訴追のジャクソンさん専属医師 保釈金払う

2010年2月9日 14:40

 アメリカの人気歌手、マイケル・ジャクソンさんが急死した事件で、ロサンゼルス郡の検察当局は8日、ジャクソンさんの専属医師を過失致死の罪で訴追した。専属医師は無罪を主張し、保釈金約670万円を支払っている。

 過失致死の罪で訴追されたのは、ジャクソンさんの専属医師だったコンラッド・マーレー被告。ロサンゼルス郡の検察当局は、ジャクソンさんが死亡した当時のマーレー被告の処置に重大な誤りがあったとみて調べを進めてきた。訴追を受け、マーレー被告は裁判所に出頭。罪状認否では無罪を主張し、すでに保釈金約670万円を支払ったという。

 裁判所に出向いたジャクソンさんの父親、ジョー・ジャクソンさんは「こんなのは不当だ。息子は殺されたんだ!」と怒りをあらわにした。

 今後、有罪となった場合、最高で禁固4年の刑となるが、マーレー被告側は徹底的に争う構えを示している。