北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発を発射~韓国軍 中国の共産党大会終わり、今後も軍事的挑発を行う懸念強まる
韓国軍は28日昼頃、北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイルを発射したと発表しました。中継です。
今回のミサイルは2発で、今年だけで28回目と異例の頻度での、発射が続いています。
韓国軍は28日正午頃、北朝鮮が東部の通州付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。飛距離など詳しい情報は明らかになっていません。
防衛省によりますと、日本の領域や排他的経済水域(=EEZ)への飛来は確認されていないということです。
韓国軍は先週から28日までの日程で、北朝鮮への対応を想定した軍事演習を行っていて、北朝鮮はこれに反発する形で数百発単位での砲撃を繰り返していました。
来週31日(月)からはアメリカと韓国が最新鋭のステルス戦闘機など240機あまりを動員し、大規模な合同軍事演習を行うと28日に発表したばかりでした。
北朝鮮としてはこうした米韓の動きを、けん制する狙いもあるものとみられます。
最大の後ろ盾である中国の共産党大会が終わり、今後、北朝鮮が7回目の核実験を含め軍事的挑発を行う懸念が強まっています。