飛行中に機体一部が吹き飛ぶ事故で一時停止…米・連邦航空局、ボーイング社製の機体運航を条件付きで再開と発表
アメリカ連邦航空局は、アラスカ航空で機体の一部が飛行中に吹き飛んだ事故を受け一時停止していたボーイング社製の機体の運航を、条件付きで再開すると発表しました。
今月5日、アメリカ・アラスカ航空が運航していたボーイング社の旅客機「737MAX9」の一部が、飛行中に吹き飛ぶ事故がありました。
これを受けて、FAA(=アメリカ連邦航空局)は、同型機の一斉点検と運航の一時停止を命じていましたが、24日、検査後の機体について運航再開を認めました。ただ、ボーイング社に対しては「737MAX」の生産の拡大は認めないと通知しました。
アラスカ航空は25日、厳格な検査を経た数機が26日から運航を再開すると発表しました。来週中には保有する65機、全ての検査が完了する予定だとしています。
シアトル・タイムズは関係者の話として、飛行中に吹き飛んだ機体の一部はボーイング社の整備士が修理のために取り外し、再度、取り付けていたと伝えています。