“ビンラディン容疑者”音声で仏政府に警告
国際テロ組織「アルカイダ」の最高指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者のものとみられる音声が27日、公開された。フランスに対する報復攻撃を警告する内容。
ビンラディン容疑者のものとみられる音声テープは、中東の衛星テレビ局「アルジャジーラ」が入手し、27日に放送したもの。声の主は、アフガニスタンでの軍事作戦からフランス軍が撤退することを要求した。また、イスラム教徒の女性が身に着けるスカーフを禁止するフランスの法律を強く非難した。その上で、フランスに「殺害には殺害で、拘束には拘束で応じる」として、フランス人に対する攻撃や拉致を警告した。
フランスでは「テロ攻撃が計画されている」との情報が先月から相次いで出されていて、当局は警戒にあたっている。