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今世紀末にイスラム教徒の人口が世界最多に

2015年4月5日 12:49

 アメリカの調査研究機関は、今世紀の終わりには、世界のイスラム教徒の人口がキリスト教徒を抜いて最も多くなると予測した。

 「ピューリサーチセンター」が公表した世界の宗教分布に関する調査によると、2010年の時点では約21億人がキリスト教徒で最も多く、イスラム教徒はこれに次ぐ約16億人。イスラム教徒は出生率が高いことなどから、今の傾向が続けば、2070年にはキリスト教徒に並び、今世紀末には世界の人口の35%に達して最も多くなると予測している。

 現時点で、イスラム教徒の人口が最も多い国はインドネシアだが、2050年までにはインドがインドネシアを抜いて世界最多のイスラム教徒を擁する国になるという。