朝鮮半島情勢緊迫 国連安保理が緊急会合
朝鮮半島情勢が緊迫する中、国連安保理が19日、緊急会合を開いた。
緊急会合は、韓国軍による延坪島での砲撃訓練を前に、朝鮮半島情勢が緊迫する中、ロシアが招集を要請したもの。会合には、韓国と北朝鮮の国連大使も呼ばれた。ロシアが提出した報道声明案は、外交による問題の解決を呼びかける内容となっている。
一方、NNNが入手したイギリスの報道声明案は、北朝鮮による先月の砲撃を名指しで非難し、「朝鮮戦争終結以来、最も深刻な事態の一つ」と指摘する強い内容になっている。日本も、非難の文言を盛り込むべきだと主張している。しかし、外交筋によると、北朝鮮を非難することに中国とロシアが反対しており、文言の調整には、時間がかかる可能性もある。