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マレーシア機墜落 国連安保理で非難の応酬

2014年7月19日 12:31

 ウクライナ東部で墜落したマレーシア航空機をめぐり、国連の安全保障理事会は18日、緊急会合を開いた。

 最も多くの犠牲者を出したオランダの国連大使は「我が国は今、衝撃と悲しみの中にある。何が起きたか、真実を求める」と訴えた。

 また、協議では、ウクライナとロシアの代表が非難の応酬となる一幕もあった。

 ウクライナ・セルゲイエフ国連大使「この悲劇は、ロシアが親ロシア派勢力を支援したり、地対空ミサイルを提供したりしていなければ起きなかった」

 ロシア・チュルキン国連大使「きょう、ウクライナ政府は紛争地域上空の空域を閉鎖した。なぜ今までそれをやらなかったのだ」

 安保理は、今回の墜落について国際的な調査を求めることで一致した。