ガザ侵攻 国連安保理が緊急会合
イスラエル軍がパレスチナ自治区のガザ地区に地上部隊を侵攻させたことを受け、国連の安全保障理事会が18日、緊急会合を開いたが、双方が非難し合う場となった。
「時間の経過とともに、子供やその母、父の命がイスラエル軍によって残酷にも奪われている」-パレスチナ自治政府・マンスール国連大使は安保理に対して、イスラエル軍の攻撃を止めるよう求めた。
これに対し、イスラエル・プロソール国連大使は「子供たちがテロリストに誘拐され、他に選択肢がなかった」と述べ、ガザへの侵攻について他に手段がなかったと繰り返した。
会合はイスラエルとパレスチナ双方の非難の応酬となり、事態打開への糸口は見つからなかった。