ポーランドとブルガリア ロシアガス会社から供給停止の通告
ポーランドとブルガリアは、ロシアの国営ガス会社からガスの供給を停止するとの通告を受けたと発表しました。
ポーランドのガス会社によりますと、ロシアの国営「ガスプロム」が天然ガスの供給を27日から停止すると通告してきたということです。
ヨーロッパなどの経済制裁を受け、ロシアは先月、ガス購入の決済を自国通貨ルーブルに限ると表明していましたが、ポーランドはこれを拒否していました。
供給停止の通告についてポーランドの首相は、「支払い方法に関連している」との見方を示した上で、「ロシアはポーランドを罰しようとしている」と批判しました。
ポーランド政府は、天然ガスの備蓄は十分で、代わりの供給源もあるため、「ポーランドの家庭でガスが不足することはない」としています。
ロイター通信によりますと、ブルガリアも「ガスプロム」から27日に供給を停止すると通告を受けたということです。