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ASEANが特別外相会議 ミャンマー情勢を議論 暴力の停止など5項目「期限付きで実行を」

2022年10月27日 20:18

クーデター後の混乱が続くミャンマー情勢を話し合うため、ASEAN(=東南アジア諸国連合)は27日、特別外相会議を開きました。ミャンマー軍のトップも合意した暴力の停止など5項目について、期限付きで実行する必要性を確認しました。

ミャンマーでは今月、軍が対立する少数民族組織の創立記念イベントを空爆し、地元メディアによりますと、60人以上が死亡するなど、依然として市民への弾圧が続いています。

こうした中、ASEANは27日、特別外相会議を開き、ミャンマー情勢を議論しました。

会議後の議長声明によりますと、外相らはミャンマー軍のトップも合意した暴力の停止など5項目の重要性を再確認し、「期限付きで実行する必要性を強調した」ということです。

今回の外相会議は、来月開催されるASEAN首脳会議に向けた地ならしで行われたもので、ミャンマーは「非政治的な代表」が招かれましたが、出席しませんでした。