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チェルノブイリ事故25年、現地で追悼集会

2011年4月27日 8:13

 チェルノブイリ原子力発電所の事故から25年を迎え、原発の敷地内で26日、追悼集会が開かれた。ロシア・メドベージェフ大統領が福島第一原発事故に触れ、国際的なルール作りが必要だと訴えた。

 追悼集会には、ウクライナ・ヤヌコビッチ大統領やメドベージェフ大統領が出席し、花束をささげ、犠牲者を追悼した。

 メドベージェフ大統領は、福島第一原発事故に触れ、「原発の安全性を向上させるためにさらなる努力が必要だ」として、新しい国際的なルール作りの必要性を訴えた。また、「原発保有国の責任を明確にして、万が一、事故が起きた場合の具体的な対応策も国際条約などで義務付けるべきだ」としている。