黒人少年追悼集会も…デモ隊の一部が暴徒化
アメリカ・ミズーリ州で17日、警官に射殺された黒人少年の追悼集会が行われたが、一部が暴徒化した。
ミズーリ州で黒人少年が警察官に射殺された事件で、住民ら1300人が集まって追悼集会が行われた。しかし、夜になってデモ隊の一部が暴徒化。警察官に向かって発砲した他、複数の商店で商品を略奪するなどしたため、警察が催涙弾を発射する事態となった。これまでに3人がケガをし、少なくとも7人が身柄を拘束されたという。
この町には、すでに夜間外出禁止令が出されているが、事態の悪化を受けてニクソン知事は18日、治安回復のために州兵を動員する行政命令に署名した。