集会予定のホテルに複数の“テロ予告” 米国でイスラム系の人たちへの影響懸念
開催予定だったイスラム系団体の集会に複数のテロ予告が届くなど、アメリカでイスラム系の人たちへの影響が懸念されています。
渡邊翔記者(NNNワシントン支局)
「全米最大規模のイスラム系市民団体の集会が行われる予定だったホテルでは、複数のテロ予告が届き、予約がキャンセルされました」
アメリカではイスラエル支持の世論が強く、アラブ系やイスラム教徒の市民らへの脅迫やヘイトクライムが目立ち、懸念が高まっています。
予約をキャンセルされた米イスラム関係評議会の幹部
「この事件は、アメリカで過去2週間に起きているイスラムへの憎悪の大きな波の一部です。同時多発テロの直後にタイムスリップしたかのようです」
この団体は安全が確保できる別の会場を確保し、予定通り会合を行うとしています。