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IMF前トップ、罪状認否で再び無罪を主張

2011年6月7日 7:23

 性的暴行などの罪で起訴されたIMF(=国際通貨基金)の前トップ、ストロスカーン被告は6日、アメリカ・ニューヨークの裁判所で行われた罪状認否で再び無罪を主張した。

 ストロスカーン被告は6日、被害者の同僚らによる抗議の声が響く中、裁判所に入った。ストロスカーン被告は、先月にニューヨークのホテルで客室係の女性に暴行しようとしたなどとして、性的暴行など7つの罪に問われている。起訴されてから初めての罪状認否でストロスカーン被告側は「無罪です」と述べ、全面的に争う姿勢を示した。また、ストロスカーン被告の弁護団は無罪判決に自信を見せた。

 次回の法廷は来月18日となっている。