ウクライナ大統領、EU加盟への支持訴える
ウクライナのゼレンスキー大統領は、EU(=ヨーロッパ連合)の議会で演説し、ウクライナのEU加盟への支持を訴えました。
ゼレンスキー大統領「EUのメンバーになるために奮闘しています」
ゼレンスキー大統領は1日、ヨーロッパ議会でオンライン形式で演説し、「我々と共にあることを証明してほしい」と述べ、ウクライナのEU加盟への支持を訴えました。
議場では、EUの議員らが大きな拍手でウクライナへの連帯を示しました。
また、ヨーロッパ議会ではこの日、ウクライナに加盟候補国の地位を与えるようEUの機関などに求める決議が賛成多数で採択されました。
ただ、EUへの加盟には、全ての加盟国の承認などが必要となっていて、早期の実現は難しいとみられます。
一方、国連人権理事会では1日、ロシアのラブロフ外相がオンライン形式で演説すると、アメリカやEUなどの代表団が、相次いで退席し、抗議を示す姿がみられました。