アフガン元大統領、自爆テロで殺害される
アフガニスタン・カブールで20日、反政府勢力「タリバン」との和平交渉を率いるラバニ元大統領が自爆テロによって殺害された。
AP通信によると、20日午後、カブールにあるラバニ元大統領の自宅に面会に訪れた男が自爆し、ラバニ氏とボディーガードら計5人が死亡した。男は、頭に巻いたターバンの中に爆発物を隠しもっていたとみられていて、十分な所持品検査は行われなかったという。ロイター通信によると、タリバンが犯行を認めている。
ラバニ元大統領は、タリバンとの和平交渉を行う評議会の議長を務めていた人物で、今後の交渉への影響は避けられないとみられる。