先月３０日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、世界経済の減速懸念からダウ平均株価は大きく値を下げた。

　先月３０日のニューヨーク株式市場は、８月のアメリカの個人消費支出の伸び率が前月を大きく下回ったこと、ヨーロッパ経済が減速する中、貿易で深いつながりがある中国企業で景気への実感を示す数値が悪化していることなどを受け、世界的な景気の先行きへの懸念が強まった。

　ダウ平均株価は、前日比２４０ドル６０セント安い１万９１３ドル３８セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比６５．３６ポイント安の２４１５．４０だった。