×

米雇用統計、9月の失業率9.1%と横ばい

2011年10月8日 1:40

 アメリカの9月の雇用統計が7日に発表され、失業率は3か月連続で9.1%となり、高い数値が続いていることがわかった。非農業部門の就業者数が10万3000人増えた一方で、政府部門は、州政府が教諭などのリストラを進めた影響などで3万4000人減った。

 6日に本格化したワシントンでの格差社会に対する抗議活動は、7日も収まる気配がない。デモに加わった建設現場の労働者グループは、雇用拡大を訴えるとともに、「(雇用増のために)インフラ整備に投資すべきだ」などとオバマ大統領を批判した。