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ギリシャ「大連立」で基本合意 首相辞任へ

2011年11月7日 8:04

 ユーロ圏からの救済策受け入れをめぐり、政治の混乱が続くギリシャで6日、与野党協議の結果、「大連立」を組むことが基本合意され、パパンドレウ首相は辞任する見通しとなった。

 ギリシャでは6日、パプリアス大統領が、最大野党の新民主主義党・サマラス党首と会談。これまで協議すら拒否していた連立政権構想に条件付きながら参加する意向を示した。

 その後、パプリアス大統領、パパンドレウ首相、サマラス党首による三者協議が行われ、いわゆる大連立を結ぶことで一致。7日に再び、与野党協議を行い、次の首相を決めるという。

 調整すべき課題は多いものの、これで救済策受け入れに向け、一歩前進するとみられる。