来年７月に開幕するロンドンオリンピックの聖火リレーのルートの概要が７日、明らかになった。聖火は古代遺跡「ストーンヘンジ」など多くの観光名所を通るという。

　ロンドンオリンピック組織委員会によると、聖火は１０１８の市町村を通過することになり、イギリス国民の９５％が１時間以内で見に行けるという。通過地点の中にはネッシーの伝説で知られる「ネス湖」や、古代遺跡の「ストーンヘンジ」など観光名所も多く含まれている。また、４月にロイヤルウエディングが行われた寺院などのエリアも通過するという。

　聖火リレーはイングランドの西端「ランズエンド岬」を来年５月１９日にスタートし、７０日間をかけて開幕日の７月２７日にオリンピックスタジアムに到着する予定。