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共和党候補セクハラ疑惑“被害女性”が会見

2011年11月8日 11:14

 アメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びが混沌(こんとん)としている。トップ争いを繰り広げるハーマン・ケイン氏にセクハラ疑惑が浮上する中、7日には被害を訴える女性が初めて会見した。

 ケイン氏には先週から相次いでセクハラ疑惑が浮上していて、被害を訴えるバイアレックさんが7日、ニューヨークで初めて会見し、就職先を紹介する代わりに性的な関係を迫られたなどと訴えた。

 バイアレックさん「ケイン氏には潔く自分自身がやったことを認めてほしい。自分がやったことは不適切だったと」

 一方、ケイン氏はこうした疑惑を全面否定している。

 ケイン氏「候補者レースでトップを走るようになれば、こうした疑惑が持ち上がるのも仕方ない」

 アメリカの新聞「ワシントン・ポスト」などの世論調査では、共和党支持者の約4割が一連の疑惑を深刻な問題と捉えていて、共和党の候補者選びはさらに混迷しそうだ。