イラン、米攻撃意思強める~米国家情報長官
アメリカ・クラッパー国家情報長官は先月31日、イランの指導部がアメリカに攻撃を仕掛ける意思を強めているとの見方を示した。
議会上院の公聴会で証言したクラッパー国家情報長官は、去年、発覚した駐米サウジアラビア大使の暗殺計画を指し、このことから、イラン指導部がアメリカに攻撃を仕掛ける意思を強めていることがわかる、との見方を示した。さらに、イランが核兵器に必要となる高濃縮ウランを製造する技術力を持っているとの認識を示した。また、「核兵器の運搬手段としてはミサイルを選ぶだろう。イランは弾道ミサイル技術も高めている」と指摘した。