プーチン露大統領、市民と写真撮影などに応じる ベラルーシのルカシェンコ大統領と 国民の支持の維持が狙いか
ロシア大統領府
ロシアのプーチン大統領は23日、サンクトペテルブルク郊外で、ベラルーシのルカシェンコ大統領とともに市民の前に姿を見せ、写真撮影などに応じました。国民の支持を維持する狙いがあるとみられます。
プーチン大統領は、ルカシェンコ大統領とともにサンクトペテルブルク郊外の「聖ニコラス大聖堂」前の広場で市民と触れ合いました。
ロシアメディアによりますと、プーチン大統領は集まった人に「私は、あなたを愛しています」と語りかけるとともに、求めに応じて記念撮影に応じるなどしました。
記者が「感染症の検査はしなくて大丈夫か」と尋ねると「検査よりも国民のほうが大切だ」と答えたということです。
プーチン大統領は先月のプリゴジン氏の反乱直後にも南部ダゲスタン共和国を訪れ、市民と一緒に写真に収まるなど、これまでにはなかった行動を見せていて、国民の支持をつなぎ留めたい狙いがあるとみられます。