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レバノン南部のイスラエル国境付近で取材中に砲撃…ビデオグラファー1人死亡

2023年10月14日 3:35
レバノン南部のイスラエル国境付近で取材中に砲撃…ビデオグラファー1人死亡

レバノン南部、イスラエルとの国境で取材中のロイター通信の取材班が13日、砲撃を受け、ビデオグラファー1人が死亡しました。

ロイター通信の取材班が13日、レバノン南部でイスラエル国境付近を撮影していた映像には、突然、大きな爆発音がし、辺りが煙に包まれる様子が映されています。

ロイター通信は、当時、国境付近の映像を中継していたビデオグラファーのイッサム・アブダラさんが死亡したと発表しました。また、他にジャーナリスト2人がケガをしたとしています。AP通信は「イスラエル側の砲撃」が直撃し、他に4人のジャーナリストもケガをしたと伝えています。

この辺りではレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」が8日以降、イスラエル軍と散発的な戦闘を繰り返しています。

※写真:死亡したイッサム・アブダラさん