緊迫する中東情勢で新たな動きです。イスラエル軍は数日以内にイスラム組織「ハマス」が実効支配するガザで重要作戦を行うと表明しました。中継です。

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いま私がいるのは、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教、3宗教の聖地があるエルサレムの旧市街の入り口です。

本来であれば、この門の先にある旧市街の中に入ることができるんですが、13日は、イスラエル軍がガザ地区への地上侵攻に近く踏み切る可能性が高まっているとして、ここでも衝突が起きるおそれがあることから立ち入りが厳しく制限され、多くの治安部隊が警戒を強めています。

その旧市街にはイスラム教の礼拝所があり、あと2時間ほどで集団礼拝が行われます。

非常に多くのメディアが集まりまして、注目されているわけなんですが、その理由として今回、イスラム組織「ハマス」は大規模攻撃の動機として、そのモスクにイスラエル人が侵入を繰り返したことを挙げていて、ここがまさに争いの“震源地”とも言える場所です。

ハマスは、13日の集団礼拝のあとに大規模な抗議行動を起こすように呼びかけていて、現場は緊張感が高まっています。