公共交通機関での“マスク着用義務”を延長 アメリカ
感染のピークが過ぎ、落ち着きつつあるアメリカですが、オミクロン株の別系統であるBA.2が占める割合は、増加傾向にあります。このため、政府は、空港や駅、公共交通機関におけるマスク着用義務を5月3日まで延長することを発表しました。
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これまでに8000万人以上が感染したアメリカでは、直近の1日の感染者数が3万人以下となっていて、感染のピークは過ぎ、落ち着きつつありますが、全米における、オミクロン株の別系統であるBA.2が占める割合は、7日間平均で85%以上と増加傾向にあります。
これを受け、アメリカ政府は13日、空港や駅、公共交通機関におけるマスク着用義務を5月3日まで延長することを発表しました。
CDC(=疾病対策センター)は、患者の増加が医療体制に影響を及ぼす可能性があるとして、今回延長された期間で調査にあたるとしています。