パリ五輪まで1年 参加国の五輪委に招待状 現時点でロシアには送られず
パリオリンピックの開幕まで1年となった26日、参加する国と地域のオリンピック委員会に招待状を送るセレモニーがフランスで行われました。
IOCバッハ会長「紛争、分裂、戦争が勃発する脆弱(ぜいじゃく)な世界で、私たちはこれまで以上に団結する必要があります」
IOC(=国際オリンピック委員会)は26日、パリ郊外にある大会組織委員会の本部でセレモニーを開き、203の国と地域のオリンピック委員会に招待状を手渡すなどしました。日本からもJOC(=日本オリンピック委員会)の山下泰裕会長が出席し、バッハ会長から招待状を受け取りました。
ウクライナに侵攻するロシアと同盟国のベラルーシには、現時点では招待状は送られないということです。IOCは両国の選手について、「中立な立場」という条件付きで、個人資格で国際大会への参加を認めるよう勧告していて、バッハ会長は、最終的な判断は10月のIOC総会の後になるとの見通しを示しています。