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バイデン氏、本人を前に名前を言い間違え “健康不安説”払拭はかるも…さらに失言

2024年7月13日 7:12
バイデン氏、本人を前に名前を言い間違え “健康不安説”払拭はかるも…さらに失言

アメリカのバイデン大統領が、国際会議の場でウクライナのゼレンスキー大統領の名前を「プーチン大統領」と言い間違えるミスがありました。高齢が不安視されるなか、大統領選挙からの「撤退論」がさらに強まっています。

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NATO首脳会議の最終日。世界各国の首脳が並ぶ中、ウクライナのゼレンスキー大統領と共に、壇上に上がったアメリカのバイデン大統領、81歳。

アメリカ バイデン大統領(81)(米・ワシントン、11日)
「この戦争でロシアが勝つことはない。ウクライナが勝利する」

高齢不安による「撤退論」が加速する中、ウクライナへの協力を力強く訴え、ゼレンスキー氏に演説を託そうとした、そのときでした─。

バイデン大統領(81)
「決断力と勇気のあるウクライナの大統領に引き継ぎたいと思います。プーチン大統領です」

バイデン大統領(81)
「プーチン大統領? プーチンを倒すゼレンスキー大統領です。プーチンを打ち負かすことに集中し過ぎていた」

なんと、演説の締めで、ゼレンスキー氏とその宿敵であるロシアのプーチン大統領を言い間違えてしまったのです。

言い間違えに気づいた瞬間、バイデン氏自身も目を見開き、驚きの表情。言い間違えられたゼレンスキー氏は、一瞬顔をこわばらせ、苦笑い。すかさず…

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「私の方がいい人です」

バイデン大統領(81)
「あなたのほうがはるかにいい人です」

この会見を見ていた、世界中のメディア関係者は騒然。思わず頭を抱える記者の姿もありました。

   ◇

その約2時間後、バイデン氏は再び会見の場に登場しました。

記者
「先ほど言い間違えたことについてですが…」

バイデン大統領(81)
「これ以上成功した会議を見たことがありますか」

バイデン大統領は、NATO首脳会議の成果を懸命にアピール。

しかし、健康不安説を払拭すべく臨んだこの会見でも“恐れていた事態”が…。

バイデン大統領(81)
「彼女が大統領にふさわしくないと考えていたら、私はトランプ副大統領を副大統領に選ぶことはなかっただろう」

今度は、ハリス副大統領と宿敵トランプ前大統領を間違えてしまいます。

この事態に、トランプ氏はすかさずSNSを更新。バイデン氏を攻撃しました。

トランプ前大統領(トランプ氏のSNSより)
「よくやった!ジョー!」「ペテン師ジョーは『トランプ錯乱症候群』にかかっている」

今後、さらに撤退論が加速する可能性がある中、バイデン氏の動きに注目が集まっています。

(7月12日放送『news zero』より)