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仏原発で放射能漏れ「人体や環境影響なし」

2012年10月26日 14:20

 フランス北部の原子力発電所で24日夜、小規模な放射能漏れ事故があったことがわかった。

 事故があったのは、フランス北部・フラマンビル原発。フランス原子力安全局によると、24日夜、原発の循環装置から建屋内に放射能が漏れ、作業員が避難した。25日朝に、放射能漏れは止まったという。

 原子炉は、7月末からメンテナンスのため運転を停止中で、事故当時は再稼働に向けた最終段階として燃料を補給し、圧力を操作していた。

 フランス原子力安全局は、原子力事故の国際評価の尺度で「レベル1」に相当する事故だと判断し、人体や環境への影響はないとしている。